OLFACTIVE PHILOSOPHY

1950年~70年代には、
天然香料を使ったフレグランスが主流でした。
その後、合成香料を主役にしたフレグランスが多くなりましたが、
最近では、天然香料が復権が見られます。

例えばKITOWAでは、現在の香料業界で最も高価な香原料といわれる、
ニオイアヤメの根茎から採れる「イリス」や、
太古の昔に人類がこの香原料を焚いた時に
真っ白な煙が爽やかな香りと共に天高く昇り、
その情景(Per fumum=煙を通して)が語源となったといわれる
「フランキンセンス(乳香)」など、
希少な天然香料をふんだんに使用しています。

天然の和木の芳香を活かしながら、
リッチな天然香料を惜しみなく調香し、
ラグジュアリーで心地よい香りに仕上げる、
これがKITOWAの調香ポリシーです。

 凛として美しい佇まいの日本の木々の香りと、
その対極にあるリッチフレグランスを融合させ、
日本のトップパフューマ-が高い技術と感性で創香した
革新的な香りの世界。
他にはない上質で洗練された趣きをご堪能ください。

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わたしが調香する際には「オリジナリティの高い香り」を創ること、そして素材の香りを活かすことを常に心がけています。KITOWAの香りは、国産和木の精油を中心に、フレグランス性が高くリッチでエレガントな香りとなるように、各種天然香料を組み合わせながら調香 した、KITOWAならではの、唯一無二の香りとなっています。「ヒノキ」「ヒバ」「クスノキ」の和木が奏でるハイエイドな香りを、世界中の方々にご体感いただけたらうれしいですね。

KITOWA調香師 堀田龍志
国内外の香料会社及び大手化粧品メーカーにて香料研究室室長や主任調香師として多くの化粧品や香水開発に従事。
パフューマーとして40年以上のキャリアを持つ。フランス調香師会正会員・日本調香技術普及協会名誉理事。